「子供が生まれたら優しいママになって、毎日笑顔で過ごしたい」
でも実際にママになってみると、少しのことでイライラして子供を怒鳴ってしまう。
そんな人も多いのではありませんか?私もそんな 1人でした。
現在私は、5歳と2歳の兄弟を育てています。
10分もたたないうちに喧嘩をして泣き声が家中に響き渡る、そんな毎日です。
今でもイライラして怒鳴ってしまう事はありますが、以前よりはだいぶマシになってきました。
なぜマシになってきたのか、私が実践している事をご紹介します。
年齢別に感じた主なイライラ
0歳頃
- 言葉が話せないからコミニケーションが取れない。
- なぜ泣いているかわからない。
- 夜まとまって寝られなくて寝不足。
1歳頃
- 離乳食で遊ぶ。
- 歩き始めて目が離せない。
- ティッシュを出す。
- なんでも口に入れる。
2歳頃
- 高いところに登りたがる。
- 危ない事ばかりする。
- お兄ちゃんと同じことをしたがる。
- なんでも自分でやりたがる。
3歳頃
- 雨の日も外に出ないと気が済まない。
- なんでも投げる。
- どこでも落書きをする。
4歳頃
- パパと同じことをしたがる。
- お手伝いしたがるが、余計に散らかる。
5歳
- ダラダラとテレビを見続ける。
- 嘘をつく。
- 嫌なことはやらない。
母子手帳や育児日記を振り返ってみました。
私の場合、年齢や成長段階によってイライラの原因は違います。
我が子は現在、長男5歳、次男2歳です。
親にしてみたら困った行動はたくさんありますが、このくらいで…。
私のイライラ対処法
私はもともと超絶短気!
さすがに大人になると怒ることも少なくなり、イライラはほぼなし、毎日ご機嫌。
しかし、子供が生まれて一転!「こんなにキレやすかったっけ!?」と自分でもビックリ。
毎日子供を怒鳴りイライラ。
寝顔に謝る日も数えられないくらいありました。
思い出しても泣けてくる…。
そんな私が実践した方法をご紹介します。
本を読む
子供の成長に関する本、育児雑誌、イライラ対策など、子育てに関係する本を読みました。
子供の成長過程で起こること、対処法などがわかると、少し気持ちが落ち着きます。
知ってると知らないでは全く違うので、時間を見つけて少しずつ読んでみると良いと思います。
ママ友を作る
長男を出産した病院の掲示板に、市の企画がたくさん貼られていました。
子育てしやすい町を目指している市だったので、子育てサークルもたくさん。
児童館や幼稚園、保育園の行事もたくさん紹介されていました。
私は託児付きの講座に参加し、そのメンバーでサークルを結成。
今も繋がっています。
同じくらいの子供を持つママで集まり、サークル活動を楽しむ。
育児中だけど楽しみたい、悩みも相談したい。
ただただお喋りしたり、育児から離れる時間を持つことで、リフレッシュできました。
先月は夜にママ会をして、焼肉食べ放題に行ってきました。
お腹も心も充電完了!
初めは躊躇したけれど、勇気を出して参加してみると、新しい世界を広げることができました。
ぜひ、市のホームページを見たり、幼稚園、保育園の行事に参加して、自分から動いてみることをオススメします!
イライラ解消のために実践したことと、その効果
私が本を読んで、実際にやってみたことをご紹介します。
絵本を読む
子育てしてない人も知っていると思います。
基本中の基本でしょ?と思うかもしれませんが、大事だと思うので!
月齢に合わせた絵本はもちろん、大人の読む本でも良いと思います。
我が家の旦那さんは飛行機大好きで、飛行機の雑誌を数冊持っています。
そのうちの数冊は息子のものになってしまいました!
文字が読めなくても、絵や写真を見るだけで喜びます。大人も楽しみながらページをめくるのがコツです。
【絵本】年齢別、男の子にオススメ!0歳、1歳、2歳向け。子供と一緒に楽しもう!
【絵本】年齢別、男の子にオススメ。3歳、4歳、5歳向け。興味のあるものをどんどん読もう!
歌を歌う
童謡のリストを作りました。
小さい頃に聴いて知っている曲、子供番組で流れている曲など。
子守唄、手遊び歌など、自分の使いやすいカテゴリーにしておくと良いかもしれません。
本屋さんやおもちゃ屋さんに行くと、子供向けのCDが売っています。
1つ持っておくと便利でした。
「この曲がなったらお片付け」「寝る前はこの曲」など、まだ時間が分からない時に、行動の区切りに使うのも効果的でした。
ベビーサインをする
長男が1歳過ぎの時、月に1度、約1年習いに行きました。
歌や絵本を使い、お手手でお話します。
月齢が低いと一方通行の期間が長く、心が折れそうになりますが、赤ちゃんにはちゃんと届いています。
1歳過ぎの息子はすぐにいくつかのベビーサインを覚えて、お話してくれました。
とても便利なので本当にオススメ!
絵本を読んでいる時、散歩している時、お腹が空いた時。
何を見ているのか、何が欲しいのか、言葉が話せなくてもわかるんです!
例えば、ミカンを出されても「リンゴが食べたい!」と怒ったり、「靴を履いて外遊びしたい」など。
ベビーサインをしているおかげで、言葉を話せない時期も楽しく意思疎通ができました。
【ベビーサイン】本当に赤ちゃんと会話できるの?メリットとデメリットは?
音楽をかける
童謡をメインでかけていましたが、さすがに私は飽きてしまって。
子供の好きな曲と大人の好きな曲を交互にかけていました。
しばらくすると、「僕もの子曲好き〜」とか、お店で「この曲知ってる!」と言ってくれて、意外と聞いてるんだーと感心しました。
ポジティブな言葉を言う
「私ってなんて凄いの!?」「優しすぎるー!」など、結構大袈裟にやってました。
コツはなり切ること。自分を褒めて褒めて褒めまくります!
主婦、子育てママって褒められたり、認められたりすること少ないですよね。
承認欲求が満たされず悲しくなる事が多いです。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、慣れます、そしてご機嫌になれます。
自分にポジティブな言葉をかけられるようになったら、次は子供と旦那さん!
感謝の気持ちや褒め言葉を炸裂させると、みんなご機嫌。家族の笑顔はママからスタートです!
私の好きな事、物の話をする
「ママ聞いて〜」って寄ってきますよね?その逆をやりました。
「〇〇君聞いて〜。オヤツにクッキー食べたいんけどどれがいいかなぁ〜?」
多少嫌がっても抱きしめながら、聞いて聞いて攻撃をしました。
子供は遊んでもらえてると思うし、私もなんだか楽しくなってきて。
後で「ママ、クッキー食べたいんでしょ?僕のあげるよ」って言われた時はとてもほっこりしました。
遊びでなく、真剣に相談したこともありました。
「〇〇君がお片付けしてくれなくて、ママ困ってるの」とか、「お約束守ってくれなくて悲しいの」とか。
意外と話を聞いてくれて、ビックリすることも。
私のできない事、嫌なこ事はしない
遊んでー!と言われても、その遊びは苦手だったり、手が離せない時は、謝罪してお断り。
理由も言ってあげると納得してくれる事が多かったです。
代案を考える事もありました。
無理して付き合うよりも、できることをして、一緒に楽しむことを優先しました。
旦那さんに父親の自覚をもってもらう
これ!旦那さんにイライラする事ありませんか?私も最初はありました。
良いところばっかり持っていって、大変なことは全部私!
イライラして、ため息ついて、悲しくなって。
でも、旦那さんに悪気はなく、ただ「やり方を知らない、わからない」だけなんだ、と言うことを理解した後は、イライラする事も少なくなりました。
私が旦那さんに実践したことは、①お願いする②経験を積んでもらう、この2つでした。
1、お願いする
優しく、丁寧にお願いするとやってくれる事が多かったです。
特に我が家の旦那さんは料理が好きなので、「パパの餃子が食べたいな」とリクエストすると喜んで作ってくるました!
感謝の気持ちを忘れずに伝える事も大切ですね。
お願いはパパの得意分野にするのがポイントです。
我が家の旦那さんは料理が得意、子供と遊ぶのが好き。でも、片付けや掃除は苦手。
得意不得意を理解してお願いできると良いですね。
2、経験を積んでもらう
赤ちゃんと一緒にいる時間は、ママの方が圧倒的に多いです。
だからママの方が経験豊富。
パパも経験を積めばできるようになります!
オムツ替えも一緒にやり方を教えてあげたり、ママが楽しんでいたら、少しずつできるようになるはずです。
ポイントは笑顔で、楽しそうにする事です。
怒りながら教えてもらうの嫌ですよね?感謝の言葉も忘れずに!
「私より上手いね!手際いいわ〜」なんて言葉も。
慣れてくると工夫していて、本当に私よりも上手いことも!
これは「パパ」に限ったことではありませんね。
自分や子供、会社でも使えるんじゃないでしょうか?
命令ではなくお願いする、なんでもやってしまうのではなく、経験を積んでもらう。
誰にでも、何事にも共通しているような気がします。
まとめ
日々イライラする事はあります。
そんな時はひとまず深呼吸。
私の1番のイライラ対処法は本を読む事です。
いつでも手に取れるところに置いています。
ポイントをまとめて、冷蔵庫や壁に貼って、目につくようにしたことも。
今回は紹介しませんでしたが、お気に入りの紅茶を飲む、ご褒美のお菓子を準備しておく、コーピングリストを作っておくなど、他にも方法は沢山あります。
せっかくの子育て、楽しみたいですよね。
自分に合ったイライラ対処法を見つけて、楽しく子育てしましょう!
子供が子供の時間は今だけ。楽しんだもの勝ちですよ!