りんご
- 幼稚園の受験ってどんなことをするの?
- 当日はどんな服装で行けばいいの?
- 両親揃って行くの?
- 下の子は連れて行ってもいいの?
初めての受験、保護者も子供もわからないことだらけで不安ですよね。
どんな幼稚園を受験するか、各園で違いはあると思いますが、息子が受けた幼稚園の様子をお伝えします。
これから受験をするあなたの参考になれば嬉しいです。
この記事は、お受験幼稚園ではなく、一般的な地域の幼稚園の受験についての体験談です。
お受験幼稚園も地域の幼稚園も、それぞれ特徴や受験方法などが違います。
詳しくはご自分の受験する幼稚園にお問い合わせください。
当日の流れ
1、受付
開門は受付時間の10分前でした。
あまり早く着いてしまうと近所迷惑になってしまうとのことだったので、15分前に駐輪場到着、うるさくならないように子供とお話をして開門時間を待ちました。
受付では親が受験票など書類を提出している間に、子供は受験用の名札をつけてもらっていました。
大人も子供も上履きを持参するようにとのことでしたが、忘れてしまった人もいるようでした。
貸し出してもらえたようですが、忘れ物はしないように注意しましょう。
2、控室で待機
今回は10人人グループでの受験だったので、10家族が一部屋で待機していました。
パパママ揃って参加する方もいれば、パパのみ・ママのみで参加という方も。
お受験園ではなかったので、必ず両親揃って参加しなければいけないということはありませんでした。
3、園長先生のお話・選考内容の説明
時間になったら簡単に今日の流れの説明と、園長先生のお話がありました。
- 子供達はいつもと違う雰囲気で緊張していること。
- お友達や先生とお話したり遊ぶ様子を見て、その子がこの園の教育に適しているかを見る。
- 時間内に判断できない場合は別日に再選考をする。
子供達の顔を見ながら優しく話してくださいました。
プレで園に慣れている子や、兄姉がいる子たちは「えんちょーせんせいだー!」とあまり緊張も見られず、普段通りな感じでした。
りんご
4、子供のみ受験会場へ
説明が終わった後は、先生が1人1人子供の名前を読んで席までお迎えに来てくれ、お歌を歌いながら子供たちで手を繋いで電車を作って受験会場へ向かいました。
なかなか保護者から離れない子もいましたが、絵本や遊びにつられて連れていかれました(笑)
その後保護者は、そのまま教室で待機。
受付で渡された園の規則の冊子を読む人もいれば、プレで一緒だった人・上の子が卒園児や在園児ですでに顔見知りだった人はお話をしたり、下の子を連れてきた人はおもちゃで遊んだりして過ごしました。
知り合いがいると嬉しくなって、ついおしゃべりに夢中になってしまいがちですが、うるさくなりすぎないように気をつけましょう!
受験票のアレルギーや病気について記入していた人は個別に呼ばれていて、幼稚園での対応や、アレルギー対応の給食について話をしたようです。
5、個別対応・解散
受験時間は40分間の予定でしたが、10分ほどオーバーして終了しました。
1家族ずつ呼ばれて、合格通知と入園手続きについての書類をもらい解散。
気になる事がある場合や再選考の人は別室でお話をしました。
りんご
選考内容は?子供がする事・親がする事
子供の様子を見る
園長先生のお話にもありましたが、選考では「お友達や先生とお話したり遊ぶ様子を見て、その子がこの園の教育に適しているかを見る」ということでした。
- お友達と一緒に遊べるか
- 先生の指示したことができるか
- お話をしてコミュケーションを取ることができるか
ということを見ていたようで、この時に、お家でのしつけで気になる事や発達障害についても見ているのかな?という感じでした。
教室の中では、みんなで歌を歌ったり簡単な体操、個別に絵本を読んだりおもちゃで遊んだよう。
先生は1人の子供だけを見るのではなく、全員をローテーションしながら見ていたようです。
りんご
親の面接なし
今回受験した園では、基本的には親の面接はありませんでしたが、子供の様子を見て気になることがある場合には、別室で個別に話をしていました。
家庭の教育方針や普段の様子、今までの発達の様子や、保護者から見て子供の気になることなどを話す感じです。
どんな服装をしていけばいいの?
当日の服装ってけっこう気になりますよね。
私も気になったので、事前に園に問い合わせをしたり、ママ友に聞いたりして情報収集しました。
お受験園ではなかったので大人も子供も正装でなくても大丈夫、むしろ正装の人は少ないと。
ほとんどの人が普段着で来ていました。
- ジーンズ、フレアスカート、ワイドパンツなど
- キレイめニット、パーカー、ジャケットなど
- パンプス、ショートブーツ、スニーカーなど
本当に普段着で、リラックスした感じでした。
でも、中にはそこそこキレイめな格好をしている人もいて、
- キレイめのスラックス、タイトスカートなど
- シャツ、ブラウス、キレイめニットなど
- 会社で来ているようなスーツ
- チノパンにジャケット
かっちりし過ぎず、まあまあキレイめという感じでした。
当日は少し肌寒かったので、ジャケットやトレンチコートを着ている人が多かったです。
子供たちも正装でも普段着でもどちらでも良かったけど、動きやすい格好かどうかは気をつけてあげたいですね。
りんご
いくら服装で合否が決まらないからとても、あまりにもルーズな格好はやめておいたほうが良いですよね。デニムでもダメージ加工のないキレイ目なもの、派手すぎるものは控えて、清潔感のある服装を心がけましょう。
下の子を連れて行ってもいいの?
今回受験した幼稚園では下の子を連れて行っても大丈夫でした。
控室にはあらかじめおもちゃや絵本が準備されていて、小さい子も遊んで待てるような環境になっていました。
お外で遊びたいと言っている子がいましたが、さすがに外の遊具は使用禁止の張り紙がされていて使えませんでした。
幼稚園によって事情が変わってくると思うので、事前に確認しておくと良いですね。
受験した幼稚園はほぼ毎年11月1日が受験日になっているようで、平日でも土日でも在園児は休園になり、受験日となるようでした。
いざ結果発表!
選考が終わって子供たちが1人ずつ控室に戻ってきて、保護者は受付に呼ばれてその場で合格通知をもらいました。
中身は合格通知と入園手続きについての書類。
選考時間内に泣き続けたり、先生とお話ができず、その子がどんな子なのかがわからなかった場合は、後日再選考となります。
りんご
どうやら息子君、先生とお話しできなかったようです。
どんな様子だったかを選考した先生に聞いてみたところ、
- 慣れない状況に人見知り、場所見知りをしてしまった
- 緊張してしまってお話ができなかった
- ものすごい集中力を発揮して積み木をしていた
本人、朝はすごく楽しみにしていたのですが、初めての状況にかなーり緊張してしまったようです。
そして、いつもと違うおもちゃに夢中になってしまい、選考時間内ずーっと積み木や絵本に熱中したらしいのです。
別室に呼ばれて、選考してくれた先生と園長先生と今日の様子を聞き、後日再選考する旨を伝えられました。
先生たちも歌を歌ったり、違うおもちゃで遊ぼうと誘ってくれたり、お兄ちゃんの話をして、どうにか気を引こうとしたのですが、残念ながらお話しできなかったと、、、
再選考の日程を確認して、その日は帰宅しました。
再選考はどのように行われるのか
再選考は3日後、平日の保育時間後に行われました。
お兄ちゃんは保育時間後も延長してお預かりをしてもらい、次男と三男を連れて行きました。
再選考は他にも何人かいたようです。
前回は1組10人くらいで先生も10人くらいだったけど、今回は子供2人に先生は4人くらいだったようです。
玄関で先生たちにお出迎えしてもらってから、あれよあれよと教室に連れて行かれた息子君。
今回はたくさんお話しできたそうで、無事に合格することができました!
再選考に合格したらどうするの?
選考が終わった後、先生や園長先生と今回の選考の様子について話しました。
相変わらず積み木に夢中になっていたそうですが、今回は先生と積み木を交互に積んだり、どの色が好きか、積み木を積んで何を作っているかなど、コミュニケーションをとりながら遊べたそうです。
もう1人のお友達と一緒に選考したそうですが、その子ともおままごとをして遊べたようでした。
前回は緊張して自分の世界にこもってしまったけれど、人や環境に慣れれば、その中で自分で楽しみを見つけたり、他の人と一緒に何かをするということもできると判断してもらい、合格となりました!
選考までにしておけばよかったと後悔したこと
今回痛感したのは、兄弟でも育った環境や経験がかなり違っていたのに、完全に準備不足だったということです。
- 母子分離の経験
- 兄弟以外のお友達と遊ぶ経験
- 家族以外の大人と過ごす経験
1、まず母子分離の経験についてです。
入園選考では、保護者とは違う空間で過ごす様子をみられます。
今回受験した次男は、常に私か主人と一緒にいたので、親のいない状況を経験したことがありませんでした。
長男は1歳頃から1ヶ月に2回ほど、育児サークルに参加していいて、保育者さんと歳の近い子供達の集団の中で遊んでいました。
次男は育児サークルに参加したことはなかったし、実家に帰った時でさえ、私か主人が必ず一緒にいました。
少しでも親と離れることに慣らしてあげればよかったと反省しました。
2、次に兄弟以外のお友達と遊ぶ経験についてです。
次男はアメリカで生まれ、1歳8ヶ月までどこにも預けず自宅保育でした。
帰国後も引っ越しをしたり、新型コロナウイルスの流行により自宅にこもっていたので、育児サークルや児童館へ行く機会がもてませんでした。
従兄弟もいるのですが、なかなか会うことができず、遊ぶのは家族だけでした。
お友達ど遊ぶ機会があれば、選考の時もおもちゃで一緒に遊べたのかなと反省です。
3、最後に家族以外の大人と過ごす経験についてです。
上の二つと重なる部分ですが、親戚や保育者さんなど、安心して一緒に過ごせる環境だったら、もっとたくさんの人と過ごす機会を作ってあげたかったです。
3年後の私へ
3年後には、三男の入園選考が待ってるよ!
今回の反省を活かして入園選考の時には、先生やお友達と一緒に楽しく遊べるように環境作りをしてあげよう。
もしかしたら引っ越して違う地域に住むことになるかもだけど(←!?)やるべきことは一緒だから、少しずつ人や環境に慣らしていこうね。
親が余裕卯をもっていれば子供たちは生き生きと自分の世界を広げていくから、あんまり一生懸命になり過ぎないで。
ハプニングも人生のスパイスだと思って楽しんでいきましょう!