子供には進んで読書できるようになってほしいと思っている親御さんは多いはず。
でも、どうやったら自分から進んで本を手に取ってくれるようになるかわからない、という人がほとんどだと思います。
絵本の読み聞かせをしている人は多いと思いますが、図鑑はどうでしょうか?
「図鑑は文字も小さいし、小学生になって文字が読めるようになってからでいい」と思っていませんか?
それではもったいない!!!
子供は「知りたい!」と思った時が1番知識を吸収する時です。
たとえ文字が読めなくても、絵や図、写真を見ているだけでも十分知識を吸収しています。
大人が「勉強しなさい」「本を読みなさい」と言わなくても、勝手に本と仲良くなる方法を知っていますか?
ズバリ!「いつでも、好きな時に、お気に入りの本を手に取ることができる環境」です!
この「好きな本」のなかに図鑑は必ず入っています!
なぜかというと、図鑑は「そのジャンルのことがたくさん、詳しく載っているから」です。
例えば動物が好きな子なら、動画たくさん載っている「動物図鑑」。乗り物が好きな子なら「乗り物図鑑」。
すごく簡単ですが、自分の子供が好きなジャンルがわかっているのであれば、そのジャンルの図鑑を買ってあげるのが良いですよね。
この記事では、「小学館の図鑑NEO」に親子でハマっている私が、「分解する図鑑」をご紹介します!
- 図鑑を買ってあげたいけど何を買ったら良いかわからない人
- 「これ何?」「どうなってるの?」と子供に頻繁に聞かれるようになった人
- 子供には進んで読書できるようになってほしい人
- 小学館の図鑑NEOシリーズが気になる人
- 元中学校教師
- 三兄弟のママ
- 家に本・図鑑を100冊以上持っている
小学館の図鑑NEOプラス「分解する図鑑」の表紙や大きさ
表紙
我が家の息子たちはカバーがあるとどうしてもうまく扱えないので、買ったらすぐにとり外して、別でしまってあります。
表紙、裏表紙をめくったところにも余すとこなく情報が詰まってます!
裏表紙
この飛行機が分解されている写真を見て、一目惚れで買ってしまいました。
分解されているのは乗り物や機械だけでなく食べ物も。
NEOシリーズと並べてみた
1番左がNEOプラスの「分解する図鑑」、隣が普通のNEOシリーズです。
高さが約2cm低く、厚みも3分の2くらい。
こちらは、普通のNEOシリーズの「科学の実験」を隣に並べてみました。
ちょっと小さいめ。
こちらは上下に重ねてみました。
ちょっと写真が悪いでが、横幅はほぼ同じです。
小学館の図鑑NEOプラス「分解する図鑑」オススメのページ
飛行機
主人が飛行機関係の仕事をしているので、小さい頃から飛行機に乗ったり、飛行機の絵本や雑誌、おもちゃや写真など、とにかく飛行が大好きな息子たち。
実際に組み立て途中の機体を間近で見たことがあったので、「そうそう!鼻の中はこうなってて、エンジンはね〜」と延々に説明してくれました。
まるでこの図鑑を見ながら、自分の記憶を答え合わせしているようでした。
飛行機が好きな子供はもちろん、飛行機に乗ったことのある大人も「この部分はこうなっているんだ」と興味が湧いてくると思いますよ!
鍵盤ハーモニカ・鉛筆削り
幼稚園や小学校で鍵盤ハーモニカを使っているお子さんは多いと思います。
実物と図鑑のページを見比べながら、「中はこうなっているのか」と一緒に考えるのもいいですよね。
息子は鉛筆削りの実物を隣に置いて、実際に分解していました。
メーカーが違ったので全く同じというわけではありませんでしたが、ここは同じだね、こっちは違うねと確認していました。
洗濯機
右ページに「かくはん式」「うずまき式」「ドラム式」の3つについて写真と説明が書かれています。
現在我が家ではドラム式洗濯機を使っていますが、4年前にはうずまき式を、2年前にはかくはん式を使っていました。
説明では、「かくはん式は主にアメリカで使われている」とありますが、まさにアメリカに住んでいるときの洗濯機がかくはん式でした。
息子もそれを覚えていて、「全部使ったことある!」と喜んでいました。
小麦
小麦からできている食品ってたくさんありますよね。
大人は原材料を見てわかりますが、子供はまだまだ文字が読めなくてわかりません。
でも、写真を見ればすぐにわかります。
どこの県の名物なのか、外国ではどのようにして調理されるのかなど、説明を読んであげると大人も勉強になります。
図鑑を見た後に一緒に買い物に行ってみると、自然と知識の復習になって楽しいですよ。
分解図鑑を読む前に約束しよう!
この分解図鑑は本当に楽しくて、実際に分解したくなるんです。
そう!実際に分解したくなるんです!!!
実際に我が家の7歳と3歳の息子の話です。
家族で図鑑をひとしきり見て楽しんだ後、何やら2人でコソコソしているではありませんか。
そーっと覗いてみると、ドライバーを持ち出してきて、目覚まし時計を分解しているじゃありませんか!!
本人たちに聞いてみると、実際の中身はどうなっているのか、比べてみたかったとのこと。
好奇心旺盛で何よりなんですが、この後にきちんと話して、約束をしました。
- 勝手にパパのツールボックスを触らない
- 分解したくなったら大人に確認する
私も主人も子供の頃に機械やおもちゃを分解していたので、バラしたくなる気持ちはよくわかるんです。
ただ、今使っているもので壊れたら困るものや、小さな分品がなくなると1歳の弟の誤飲が心配など、困ることもあると話しました。
好奇心旺盛な子供にはとーっても魅力的な図鑑です。もちろん大人も楽しめます。
事前に注意事項を話して、勝手に分解しないという約束をしてから、じっくりと読んでみてください!