りんご
ちょうど4年前の今頃、主人の海外出向の準備をしていました。
「ついていくの?英語はなせるの?」など、沢山の方に心配してもらったけど、私はかなりポジティブでした。
3年間暮らしてみての感想は「楽しかった!なんならもっといたかった!次回があるならまた行きたい!」です。
旦那さんがアメリカで仕事をすることに。単身赴任?ついていく?
英語話せないけど大丈夫?
子供がいるけど学校はどうする?
アメリカでの生活ってどんな感じ?
友達できるかな?
こんな不安を抱えている人いませんか?
私はついて行って良かったです!その理由は、
家族で一緒にいたいからついて行きたい!
中学英語すら怪しかったけどなんとかなった!
子供は現地の幼稚園に2年半通って、プチバイリンガルに!
現地の食事と相性が良かった。日本の食材を取り扱うお店が近くにあったからほとんど自炊。
車で20分圏内に食材、衣類、生活雑貨など全て揃えられるお店が沢山あった。
子育てに最高の条件が揃っていた。
帰国後も連絡を取り合う友達ができた!
私は2016〜2019年の3年間、アメリカのシアトル周辺で生活しました。
長男は2歳半で渡米、次男を現地で妊娠出産。
英語は話せないし、多少の不安はあったけど、家族の誰よりも楽しみました!
これから海外出向がある人、海外で生活してみたい人の参考になれば嬉しいです。
旦那さんの海外出向についていく?or単身赴任?
私は即決で「ついて行く」でした。理由は「家族で一緒にいたいから」
旦那さんは「英語話せないよね?子供いるよ?留学とかしたことないよね?大丈夫…?」と心配してくれました。
でも、なかなかないチャンス。
- 3年間という期限がある
- 子供が小学生になる前に帰国できる
- 出向先には何組か駐在家族がいて情報共有できる
- 子供が現地の幼稚園や学校に通っていて様子を教えてもらえるなど
不安や悩みが解決できる要素があったので、旦那さんの背中を押しました。
最初の2か月は単身赴任して家探し、仕事に慣れる事を優先、その間私と息子は実家にいました。
英語話せないけど大丈夫なの?
3年間いましたが、何とかなりました!
むしろ駐在している奥さんたちは、英語話せない人の方が多かったかも。
旦那さんがサポートしてくれたり、子供達が通訳してくれたり(笑)どーにかなるものです。
私は半年間だけ現地の語学学校に通い、ペラペラには程遠いけど、英語が怖くなくなって、積極的に英語を使ってコミュニケーション取りたいと思えるように!
赴任先はアメリカ人6割、その他4割くらいの多国籍な地域で、英語が話せない人は珍しくありませんでした。
現地の人達はとても気さくで、英語が話せなくても仲良くしてくれました。
子供の幼稚園や学校はどうしたらいい?
息子は現地の幼稚園に通いました。
理由は、以前その幼稚園に駐在している方のお子さんが通っていたこと、家から近いこと、日本人の先生がいたから。
幼稚園の様子を事前に知ることができたし、評判も良かったので安心して決めました。
また、私が車で送迎しなければいけなかったので、なるべく近くが良かった。
日本人の先生は、子供へは初めのうちだけ日本語でサポート、慣れてきたら英語のみ。
親には日本語で対応してくれたので、英語が話せない私も安心でした。
息子は半年くらいで日常会話はほぼ英語、近所のお友達とも英語でやりとりしていました。
子供のコミュニケーション能力って凄い!と感心しました。
アメリカの生活ってどんな感じ?
周りを気にせず、自分たちの暮らしを充実させる事ができました!
食事、買い物、家の3点をお話しします。
食事
私は現地の食事と相性が良かったです。
日本食はもちろん、メキシコ料理、タイ料理、中華料理など、いろんな国の料理を楽しむことができました。
お値段高めですが日本の食材、調味料などを取り扱っているお店があったので基本的には自炊でした。
こちらの写真はスターバックスリザーブ シアトル店でコーヒーの飲み比べセットです。
子連れでドタバタしながら急いで撮ったので、後ろが片付いていないのは見ないフリで(笑)
買い物
車で20分圏内に食材、衣類、生活雑貨などなんでも買うことができるお店がありました。
ショッピングモールもあって、休日の楽しみはウィンドーショッピング!
こちらはダウンタウンにあるガラス美術館の中から、シアトルのシンボル「ニードルタワー」を見上げた写真です。
観光スポットはダウンタウンにまとまっているので、1日で回れます。
ゆっくりじっくり見たい人は2日〜3日で十分かも?
シアトル・マリナーズの試合もぜひ観戦して欲しい!
家
子供を育てるのには最高の環境!
私が住んでいたアパートには、敷地内に公園、池、雑木林、管理棟には一年中使えるプール、ジム、体育館、BBQスペース。
車で20分圏内に海、大きな公園、室内遊具場など、遊ぶのに困りませんでした。
玄関ドアを開けるとすぐに池があります。
写真に写っているのはカナダグースの親子です。
アパート敷地内の公園。
一階に住んでいたので、窓を開けレジャーシートを敷いてBBQ、大人は木陰でのんびり、子供たちは一日中外遊び。
休日は他のお宅もこんな感じで、とにかく自由に過ごしていました。
友達できるかな?
日本人のコミュニティーがあるかも。
私は同じアパートに、国際結婚してアメリカに住んでいる女性と友達になりました。
長男と同い年の男の子がいて、よく一緒に遊んでもらいました。
また、毎日犬の散歩をしているおじさんと仲良くなったり、事務のお姉さんとお菓子パーティーをしたことも。
シアトルのダウンタウンなら、日本人コミュニティーもあるそうなので、そういうところに行ってみるのも良いかも。
困ったこと、デメリット
特に気をつけていたのは場所です。
道を一本曲がっただけで、街の雰囲気がガラッと変わることがあります。
車で煽られたり、財布をすられたり…。
住む場所によって保険料が変わったりしました。
それから、子供を1人にしない。
買い物中の車の中で子供を待たせない、子供だけで留守番させないなど。
何か事件があった時は、TVやスマホにアラートが表示されました。
日本に住んでいてもそうですが、何かあってからでは遅いので、常に危機管理をしなければいけません。
アメリカに住んでみての感想
私は海外生活をしてみて本当に良かったです!
自分のあり方、子育て、家族との関係など様々な面で柔軟に、そして自分らしく生きて良いんだと、考え方がとても自由になりました。
また、次男をアメリカで妊娠出産するという貴重な体験をすることもできました。
大変なこと、怖いことも少しはありましたが、それ以上に得たものは大きいです。
子供達が大きくなって海外に行きたいと言ったら、その時は応援してあげようと思います。
以上、英語が話せないのに海外赴任について行った体験談でしたー!
現在、新型コロナウィルスの影響で留学や仕事など思うように動けずにいる人が沢山いると思います。
1日も早くコロナがおさまり、多くの人が海を越えて新しい自分に出会えますように!